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コラム 「 とかちの窓から 」Column

(2019年1月20日配信)

第173回『「 腸 活 」で「ニキビ改善」(9)腸内環境を改善するひと工夫  ~ 『 出掛ける前にきれいなトイレで用を足す 』~

#お時間のない読者の方は[今回のポイント]だけでもお読み下さい#

こんにちは。
とかち皮膚科院長・とかち美白研究所所長の大石真暉です。

専門医の更新の関係で東京へ行くことが多くなりました。

ちょっと時間が空いたので、
しばらくぶりで銀座にいって来ました。

2時間程の時間で銀ブラを楽しみました。

何か自分の為になるものをと考えて唯一買ったのが、
『グラス』でした。

水を飲むことの大切さについてお話していましたが、
普段使っていたコップが古くなりヒビが少し入ってきました。
これは良くないなと考えて新調しました。

菅原工芸硝子さんという会社の商品で
2千5百円位のものでした。

オールドグラス デュオ/アンバー
という商品。
幻想的な2色のガラスからできています。

これまではただ何となく水を飲む感じでした。
でも、このグラスで水を飲むと、
五臓六腑に染み渡るような感じになるのです。

グラス一つで人生が変わることってもあるかもしれませんね。

『自分をいたわる』ことは大切ですね。

そうそう。

真面目なひとに限って、
自分を卑下したり、
出来ない自分を責めたりするすることって多いですね。

『自分をいたわる』ことが
『他人に優しくできる』ことにつながります。
『ニキビ改善』は一筋縄ではいかないことも多いです。
このメルマガが、月に1度必ず届く、

『 28年の皮膚科外来診療で得られた経験をもとに
  規則正しい生活、精神の安定、お肌の保湿など
 「ニキビ改善」を意識できる
 「実践」的な「情報」を数多く提供。
 「継続」して読んでいるうちに
 「自分をいたわり」「ニキビ改善」への道が開ける定期便 』

になれば幸いです。
ニキビの治療には、お薬の力(=テクニカル/技能面)ばかりでなく、
根気よく治療に取り組む力(=メンタル/精神面)も大切です。

このコラムが、その両方をうまくケアしていければ最高だなと思いつつ、
自分自身が一歩でも前に進むつもりで、
毎月お届けさせていただいています。

とかち美白研究所では、VCローション等を購入されている方に会報を
毎月発行しております。

そこの片隅に『ニキビ治療の4ヶ条(4決め!)』というものを載せて
います。 (思い当たる所があれば今日から早速実行してみて下さい。)

『ニキビ治療の4ヶ条(4決め!)』

今日から私は以下の4つを良く守り、
ニキビ改善を目指すことに決めました!

  • (1)爪を切って手は下に置くことに決めました。
  • (2)髪型は適切にアレンジすることに決めました。
  • (3)規則正しい生活を送ることに決めました。
  • (4)お肌はしっとり潤いを保つことに決めました。

これは私が皮膚科診療を28年やってきた中で非常に重要と思い標語に
したものです。

ニキビ治療には様々な治療方法があり考え方も様々です。

(バックナンバーは
  https://www.tokachi-media.com/content/column
 をご覧下さい。)

第165回からは、
医師の『小林弘幸先生』の本
『自律神経が整えば休まなくても絶好調』(KKベストセラーズ)
の最終章にある『効果絶大な休み方のコツ25』の一つ
『腸を整える』という項目を発展させ、
『 腸 活 』について独自に掘り下げ、
『ニキビ改善』につなげる方法を考えています。

『 腸 活 』とは、腸内にいる細菌の『善玉菌』を強化し、
正常な腸内環境を保って健康な体を手にいれることです。

『 腸 活 』が上手く行くと、
便秘がちな女性や下痢気味の男性の『ニキビ』患者さんの
『ニキビ改善』につながります。

前回は、
『 腸 活 』における『腸内環境を改善するひと工夫』を取り上げ、
『 バナナ1本をよく噛んで食べるだけでも
  よいから朝食を取る 』ことで
『腸内環境が改善』して『ニキビ改善』につながる
ということを考えました。

今回は、
『 腸 活 』における『腸内環境を改善するひと工夫』として、
『トイレ』をテーマに考えます。

『トイレ』は大切ですね。
『トイレの神様』という歌がヒットするくらいです。
便器メーカーや芳香剤メーカーのCMも多いですね。

小さなことでも心がけると良いこと。
それは、
『出掛ける前にトイレへ行く』
ことです。

イ)朝食後の便意を逃さないように、
  出掛ける前はトイレへ行く時間を設けましょう。

ロ)せっかく胃腸の働きを活発にしても、
  便意を我慢してしまうと便秘になる可能性があります。
  ただしトイレに長居して息むのは禁物です。

ハ)便意を感じるタイミングは人によって違うので、
  無理せず3分ほどでトイレから出るようにしましょう。

そして、やっぱり大切なのは『トイレ環境』の整備ですね。
トイレをきれいにしておくと
『トイレの神様』にも味方していただけるでしょう。

『トイレ環境を快適にする』
ことはとても大切です。

イ)気持ちよく過ごすために、
  トイレは清潔に保ちましょう。

ロ)掃除をこまめに行うだけでなく芳香剤を置いたり、
  お気に入りのトイレマットやオブジェ、
  観葉植物を飾ったりするなどインテリアに凝るのもお勧めです。

ハ)またトイレ内が寒いと血流が滞って痔になりやすくなるため、
  暖房器具を設置したり便座を温めたりするとよいでしょう。

飲食店に行くと流行っているお店はトイレがきれいです。

ちょっと気のきいたお店だと、
掃除が行き届いているのはもちろん
観葉植物が置いてあったりおしゃれな小物が飾られたりしていて
落ち着く空間になっていますね。
また、トイレ内の温度が高めに設定されているところも多いです。

ニキビ患者さんの場合、
特に女性に多いのが便秘です。
3~4割の患者さんが便秘です。

特に女性は身だしなみを整えるなどで時間がかかり、
朝にトイレを利用することができない方も多いようです。

『出掛ける前にトイレへ行く』
『トイレ環境を快適にする』
ことで『腸内環境が改善』する。

更には

『 出掛ける前にきれいなトイレで用を足す 』
ことで『腸内環境が改善』して『ニキビ改善』につながる。

ならばこんなに素晴らしいことはありません。

『 腸 活 』における『腸内環境を改善する大切なひと工夫』ですね。
『 出掛ける前にきれいなトイレで用を足す 』ことを習慣化すると、
便秘がちな女性や下痢気味の男性の『ニキビ』患者さんは
『ニキビ改善』につながります。]

『ニキビ改善』はもちろん、
健康で前向きな人生を送ることにもつながるよい方法です。

      

【今回の4決め!落ち穂拾い】

『「 腸 活 」で「ニキビ改善」
(9)腸内環境を改善するひと工夫
~ 『 出掛ける前にきれいなトイレで用を足す 』~

  • ■ 医師の『小林弘幸先生』の本
     『自律神経が整えば休まなくても絶好調』の最終章にある
     『効果絶大な休み方のコツ25』の一つ
     『腸を整える』という項目を発展させ、
     『 腸 活 』を独自に掘り下げています。
  • ■ 今回は、
     『 腸 活 』における『腸内環境を改善するひと工夫』として
     『 出掛ける前にきれいなトイレで用を足す 』
      ことで『ニキビ改善』につなげる方法を考えました。
  • ■『出掛ける前にトイレへ行く』ことを心がけましょう。

      イ)朝食後の便意を逃さないように、
    出掛ける前はトイレへ行く時間を設けましょう。

      ロ)せっかく胃腸の働きを活発にしても、
    便意を我慢してしまうと便秘になる可能性があります。
    ただしトイレに長居して息むのは禁物。

      ハ)便意を感じるタイミングは人によって違うので、
    無理せず3分ほどでトイレから出るようにしましょう。
  • ■『トイレ環境を快適にする』ことはとても大切。

      イ)気持ちよく過ごすために、
    トイレは清潔に保ちましょう。

      ロ)掃除をこまめに行うだけでなく芳香剤を置いたり、
    お気に入りのトイレマットやオブジェ、
    観葉植物を飾ったりするなどインテリアに凝るのもお勧めです。

      ハ)またトイレ内が寒いと血流が滞って痔になりやすくなるため、
    暖房器具を設置したり便座を温めたりするとよいでしょう。
  • ■『 出掛ける前にきれいなトイレで用を足す 』ことで、
      便秘がちな女性や下痢気味の男性の『ニキビ』患者さんは
     『ニキビ改善』につながります。
  • ■『ニキビ改善』はもちろん、
      健康で前向きな人生を送ることにもつながるよい方法です。

☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆「落ち穂 その157」彡☆彡☆彡☆彡☆彡

水を飲むために買った『グラス』。
本来はお酒を飲むためのものなのでしょう。

昔はお気に入りの『コーヒーカップ』を揃えて
その時々に合わせて変えてみるなど『粋』なことをしていました。

でも最近は、そんな余裕がなくなっていました。

水を飲むことが『新しいグラス』のおかげで楽しみになりました。
大切にしたいと思っています。

次回も、
『 腸内環境を改善するひと工夫 』の続きを考えます。

遅れましたが、
本年もよろしくお願いいたします。
それでは。

おおいし まさき(大石 真暉:ペンネーム)
(昭和41年北海道帯広市生まれ。平成6年札幌医大大学院修了。
平成7年同皮膚科学講座助手。平成9年とかち皮膚科開院。
平成14年とかち美白研究所開所。
日本皮膚科学会認定皮膚科専門医・医学博士)

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