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コラム 「 とかちの窓から 」Column

(2022年10月20日配信)

第218回 『「 腸 活 」で「ニキビ改善」 〜(48)腸内フローラを健やかに保って「 ニキビ改善 」(1)〜 』

こんにちは。
とかち皮膚科院長・とかち美白研究所所長の大石真暉です。

今回は、
オカルト好き医師のエンターテインメント(笑)と思ってお読みください。

何気にYouTubeの動画を見ていて、
気になったのが身近にある『666』の話です(笑)。

世の中の至る所に「666」があり
日本の全ラジオ局の周波数や日本の硬貨、企業のロゴやバーコード、
また株価が大暴落するときの終値など、
ありとあらゆるところに「666」があるそうです。

個人的に最近の事例で調べてみました。

最近、新聞に掲載された記事を記念して
1枚のボードにして院内で掲示しました。
( https://www.tokachi-media.com/content/900 をご参考ください。)

患者さんからわかりやすいように説明して欲しいという要望があったからです。

『アポトーシス3部作』みたいな良い感じに仕上がりました。

ちょっと気になったのが新聞の日付でした。

若い時の地元の新聞記事の日付が 平成6年(1994年)10月9日 です。
(1+9+9+4)+(1+0)+(9)=(23)+(1)+(9)=33

666ではないのですが、33系は私に馴染みの数字。
ラッキーナンバーと思っています。

高校の受験番号が 333番。
医師の登録番号が 333○✖️□
開業日が 平成9年3月3日 で 患者番号3 の方にフクロウの置物を
いただきました。(9333→333)

東日本大震災前にあった 不思議な出来事は 平成23年3月3日。(333)
(紹介状を持った患者さんが 
 私が大学入学後最初に下宿した札幌の建物の同じ4階に住んでいた
 ことがこの日に判明。
 しかもその患者さんの生年月日が 昭和63年6月6日→666
 これはただごとではないと感じ、
 何かあるのではと心の準備が地震前にある程度できていました。)

そして今年の新聞記事の日付が 令和4年(2022年)6月24日 です。
(2+0+2+2)+(6)+(2+4)=(6)+(6)+(6)(笑)=18

『偶然』だと思いますが、333と666。
これは思考がオカルト化しているためでしょうか?

人生はかなりの部分『偶然』に支配されています。

『 進み続けなさい。
  期待していたことが、「 偶然 」にでもつかめるはずだ。
  座ったままで、
  偶然にチャンスを見つけたという話は聞いたことがない。 』

         チャールズ・ケタリング

(1876年8月29日ー1958年11月24日もしくは25日
 :アメリカの農民、エンジニア、科学者、発明家、社会哲学者)

といった感じで『偶然』は『必然』につながるという考えもあります。

『 「偶然」を味方にして「人生にプラス」になるように考える 』

ことは大切だと個人的には思っています。
一生懸命『ニキビ治療』に取り組んでいても
一進一退で結果が出ない時があります。
次々問題が発生してつらい時もあります。
私の仕事は
『ニキビに悩む世界』にやむを得ずお住まいの読者が
『ニキビ無しの世界』にお住まいになれるように
橋渡しする役目。
『ニキビ改善』は一筋縄ではいかないことも多いです。
このメルマガが、月に1度必ず届く、

『 32年の皮膚科外来診療で得られた経験をもとに
  規則正しい生活、精神の安定、お肌の保湿など
 「1日1日を大切に生きる」そして「ニキビ改善」につながる
  重要な「情報」を数多く提供。
 「偶然」をも味方にして
 「ニキビ無しの別世界」への道が開ける定期便   』

になれば幸いです。
ニキビの治療には、お薬の力(=テクニカル/技能面)ばかりでなく、
根気よく治療に取り組む力(=メンタル/精神面)も大切です。

このコラムが、その両方をうまくケアしていければ最高だなと思いつつ、
自分自身が一歩でも前に進むつもりで、
毎月お届けさせていただいています。

とかち美白研究所では、VCローション等を購入されている方に会報を毎月発行しております。

そこの片隅に『ニキビ治療の4ヶ条(4決め!)』というものを載せています。 (思い当たる所があれば今日から早速実行してみて下さい。)

『ニキビ治療の4ヶ条(4決め!)』

今日から私は以下の4つを良く守り、 ニキビ改善を目指すことに決めました!

  • (1)爪を切って手は下に置くことに決めました。
  • (2)髪型は適切にアレンジすることに決めました。
  • (3)規則正しい生活を送ることに決めました。
  • (4)お肌はしっとり潤いを保つことに決めました。

これは私が皮膚科診療を32年やってきた中で非常に重要と思い標語に
したものです。

ニキビ治療には様々な治療方法があり考え方も様々です。

(バックナンバーは
 https://www.tokachi-media.com/content/column をご覧下さい。)

第165回からは、
医師の『小林弘幸先生』の本
『自律神経が整えば休まなくても絶好調』(KKベストセラーズ)
の最終章にある『効果絶大な休み方のコツ25』の一つ
『腸を整える』という項目を発展させ、
『 腸 活 』について独自に掘り下げ、
『ニキビ改善』につなげる方法を考えています。

『 腸 活 』とは、腸内にいる細菌の『善玉菌』を強化し、
正常な腸内環境を保って健康な体を手にいれることです。

『 腸 活 』が上手く行くと、
便秘がちな女性や下痢気味の男性の『ニキビ』患者さんの
『ニキビ改善』につながります。

第209回からは、
『 腸に良い油、悪い油を理解して「 ニキビ改善 」 』と題して
私たちが日常何気なく摂っている『油』について考えています。
前回は、
『 オリーブオイル 』を摂取して『 ニキビ改善 』をはかる方法
の2回目について考えました。 

今回は、
『 腸内フローラ 』を健やかに保って『 ニキビ改善 』をはかる方法
の1回目について考えます。 
『腸に悪い14の習慣 「これ」をやめれば腸が若返る』
 松生恒夫(まついけつねお)著 PHP新書

という本を最近読みました。

4万件以上の大腸内視鏡検査を行ってきた消化器内科の先生が
お書きになられた本です。

14の腸に悪い習慣などがわかりやすく取り上げられていて、
実体験に基づく優れた内容が満載です。
これはぜひご紹介したいと考えました。

『腸内フローラ(腸内細菌叢)』とは、
腸内に生息する細菌の集団のことです。

この『腸内フローラ』の菌の数は膨大で、
なんと便1グラム当たり1千億個、
ヒトの消化管全体で百兆個の菌が生息している、
ということが現在判明しています。

健康な成人では、
一定の『腸内フローラ』構成を 安定的に維持していて、
『正常腸内フローラ』とも呼ばれています。

『腸内フローラ』の実際の働きについて考えます。

人に対して有益に作用するものとしては、

イ)外来病原菌の排除
ロ)免疫増強作用
ハ)消化吸収を助ける

などの働きがあげられます。

人に対して有害に働く場合もあります。

イ)腸内菌の代謝による毒性物質の発生
ロ)発癌物質の生成、
ハ)腸内に定着している日和見感染症

などがあげられます。

『腸内フローラ』が関与していると考えられている病気としては、

イ)難治性炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎やクローン病等)、
ロ)腸管腫瘍(大腸がん等)
ハ)食物アレルギー、
ニ)多発性硬化症
ホ)関節リウマチ
へ)メタボリックシンドローム等

があげられています。

一見、『腸内フローラ』とは無関係と思われる病気があげられていて驚きます。

人間にとって『腸内フローラ』は、
どんな役割を果たしているのでしょうか。

『 「腸内フローラ」は、「腸内環境」を整える1つのファクターである 』と松生先生。

腸内環境は

(1)食事成分
(2)腸管運動(胃・結腸反射、大蠕動、直腸反射、腸管蠕動運動等)
(3)『腸内フローラ(腸内細菌叢)』

の3つから構成されます。

この3つのうちのいずれかが欠けても、 『腸内環境』は悪化します。

たとえば、朝食を取った後でも便意が全くない、
大蠕動から直腸反射までがまったく起こらない慢性便秘症の人に対して、
『腸内フローラ』をよくするというヨーグルトをいくらたくさん摂っても、
排便障害は治りません。

同様に、腸管運動がきちんと起こるよう生活習慣を心がけても、
『腸内フローラ』が正常でなければ、『腸内環境』は整いません。

3つをバランスよく整えることが必要です。
『 「 腸内環境 」は

 (1)食事成分
 (2)腸管運動
   (胃・結腸反射、大蠕動、直腸反射、腸管蠕動運動等)
 (3)「腸内フローラ(腸内細菌叢)」  
 の3つのファクターから構成されます。

 

 「 腸内環境 」を整え健康に生活し、
 「ニキビ改善」につなげるためには
 3つのファクターをバランスよく整えることが必要です。』
「腸内フローラ」は

イ)食事因子
ロ)薬物服用による変動(例えば抗生物質服用など)
ハ)生活環境(物理的、精神的ストレスによる腸管運動の亢進または低下)
二)外来微生物(病原微生物による感染)

によっても影響を受けます。
便秘などの『腸内環境』の異常でお悩みの『ニキビ』患者さんは多いです。

『腸内環境』の改善に努めることで
『ニキビ改善』につながる患者さんも多いです。
『 「 腸内環境 」は
 (1)食事成分
 (2)腸管運動
   (胃・結腸反射、大蠕動、直腸反射、腸管蠕動運動等)
 (3)『腸内フローラ(腸内細菌叢)』
    の3つのファクターから構成されます。
 「 腸内フローラ 」は
 イ)食事因子
 ロ)薬物服用による変動(例えば抗生物質服用など)
 ハ)生活環境(物理的、精神的ストレスによる腸管運動の異常)
 二)外来微生物(病原微生物による感染)
 によっても影響を受けます。
 (1)(2)(3)3つのファクターをバランスよく整えて
        腸内環境を整えましょう。

  健康な生活が可能となり「ニキビ改善」につながります。 

       特に「 腸内フローラ 」は
   イ)ロ)ハ)二)の影響を受けるので注意しましょう。 』

『ニキビ改善』はもちろん、
健康で前向きな人生を送ることにもつながるよい方法です。
[今回のポイント]は以下の通りです。

【今回の4決め!落ち穂拾い】

『     「 腸 活 」で「ニキビ改善」
〜(48)腸内フローラを健やかに保って
「 ニキビ改善 」(1)〜 』

  • ・ 医師の『小林弘幸先生』の本
      『自律神経が整えば休まなくても絶好調』の最終章にある
      『効果絶大な休み方のコツ25』の一つ
      『腸を整える』という項目を発展させ、
      『 腸 活 』を独自に掘り下げています。
  • ・ 『腸内フローラ(腸内細菌叢)』とは、
       腸内に生息する細菌の集団のことです。
  • ・ 『腸内フローラ』の菌の数は膨大で、
       便1グラム当たり1千億個。
       ヒトの消化管全体で百兆個の菌が生息している。
  • ・ 健康な成人では、
       一定の『腸内フローラ』構成を 安定的に維持し、
       『正常腸内フローラ』とも呼ばれる。
  • ・ 人に対する有益な作用として
        イ)外来病原菌の排除
        ロ)免疫増強作用
        ハ)消化吸収を助ける 
       などの働きがあげられます。
  • ・ 人に対する有害な作用として
        イ)腸内菌の代謝による毒性物質の発生
        ロ)発癌物質の生成免疫増強作用
        ハ)腸内に定着している日和見感染症 
       などの働きがあげられます。
  • ・『 「 腸内環境 」は
       (1)食事成分
       (2)腸管運動
         (胃・結腸反射、大蠕動、直腸反射、腸管蠕動運動等)
       (3)『腸内フローラ(腸内細菌叢)』  
       の3つのファクターから構成されます。
       「 腸内フローラ 」は
       イ)食事因子
       ロ)薬物服用による変動(例えば抗生物質服用など)
       ハ)生活環境(物理的、精神的ストレスによる腸管運動の異常)
       二)外来微生物(病原微生物による感染)
       によっても影響を受けます。
  • (1)(2)(3)3つのファクターをバランスよく整えて
            腸内環境を整えましょう。
      健康な生活が可能となり「ニキビ改善」につながります。 
  •  特に「 腸内フローラ 」は
      イ)ロ)ハ)二)の影響を受けるので注意しましょう。    』
    ・『ニキビ改善』はもちろん、
      健康で前向きな人生を送ることにもつながるよい方法です。
☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆「 落ち穂 その201 」彡☆彡☆彡☆彡☆彡

9月3日の外来中、
看護師数人が大きな声をあげました。

患者番号16の方が約20数年ぶりに受診されたのでした。

患者番号16は平成9年3月3日の開業初日に受診された患者さん
になります。

10月1日の深夜、保険のチェックをしていて
今度は私が大きな声をあげました。

何気に異常に点数が高い保険の請求書があってチェックしていると
患者番号16の患者さんのものでした。

その請求書に打ち出されていた数字は 『3033』。

大変重症の皮膚疾患がいくつもあり、
結果としてこの数字となったものです。

何やら最近の怪しげな世界情勢に対する警告でしょうか?

その他で気づいたこともあります。

長年お取引いただいている方についてです。
電話番号に 3303→ 333 の数字がありました。
また 振り込み口座の番号が 333○X Z Y でした。

全て『偶然』のなせる技としては不思議なお話でした。

次回も『腸活』について考えます。

おおいし まさき(大石 真暉:ペンネーム)
(昭和41年北海道帯広市生まれ。平成6年札幌医大大学院修了。
平成7年同皮膚科学講座助手。平成9年とかち皮膚科開院。
平成14年とかち美白研究所開所。
日本皮膚科学会認定皮膚科専門医・医学博士)

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